【一人一人違うから大切にしたい個性】BIO-INDIVIDUALITYとは? | LUNA|HEALTH COACH

【一人一人違うから大切にしたい個性】BIO-INDIVIDUALITYとは?

食に関する沢山の情報や流行で溢れかえっている現代、結局どれを信じて良いのかわからなくなったり、実際に試してみてもピンと来なかったりした経験はありませんか?BIO-INDIVIDUALITYの考え方を軸に、改めて「自分に合うもの」を選ぶことができているかチェックしてみましょう。

皆それぞれ顔が違うように、私たちのカラダも様々です。一人一人に生物学的上の個性があるため、特定の食べ物や食事方法を取り入れてみても、効果が表れやすい人もいれば、そうでない人も出てきます。また、以前は効果が実感できていたダイエット方法でも、時と共に効果が感じずらくなったり、無理に続けることでカラダの不調を起こしてしまうことも。このように「人や状況によってそれぞれ違う」という概念を、ホリスティック栄養学ではBIO-INDIVIDUALITY – バイオインディビジュアリティ(生物学的個性)と呼びます。BIO-INDIVIDUALITYがあるから、すべての人に合う食べ物やダイエット方法はないのです。だからこそ、一つの考えや流行にとらわれず、「自分に合うもの」を見つけていくことが大切になります。

▲併せて読みたい – バイオインディビジュアリティと腸内環境

BIO-INDIVIDUALITYは、どんなものに影響するのでしょうか?ここでは代表的なものを紹介します。

小さい頃、好きでよく食べていたものは何ですか?学生時代に食べていたファストフードや脂っこい食べ物を、最近はあまり好んで食べなくなったりしていませんか?年を重ねていくと、シンプルな味付けを好む方も多くなります。同じ人であっても、年齢によって食の嗜好が変化していきます。つまり、今の食生活が自分に合っていても、5年後、10年後には変化してくる可能性があるのです。遺伝や体質、考え方やライフスタイルなどによっても変化します。

BIO-INDIVIDUALITYは年齢によっても変化することがわかりました。これには代謝も大きく関係しています。若い頃に沢山食べても大丈夫だったものでも、大人になって同じ量を食べると、消化不良を起こすなどカラダの不調を起こすことがあります。若い時は、カラダが成長し続けているため代謝が早く、すぐにカロリーを消費するからです。またパンやパスタなどの炭水化物を食べても、細さをキープできる人もいれば、太ってしまう人もいます。炭水化物を食べると太りやすい人は、新鮮な野菜を多く使った食事や、高たんぱく質の食事がカラダに合うのかもしれません。このように、周りの環境など多くのことにも影響されながら、人はそれぞれ特有のバイオインディビジュアリティを持っています。自分のバイオインディビジュアリティを全く考慮していない流行のダイエットや健康食は、必ずしも効果的であるとは言えないのです。BIO-INDIVIDUALITYが影響するもの

IINのヘルスコーチコースでは、バイオインディビジュアリティの考え方が基礎になっています。興味がある方は調べてみてください。

REFERENCES

  • Sample, I. (2015). Bespoke diets based on gut microbes could help beat
    disease and obesity. The Guardian.
    Retrieved from www.theguardian.com/science/2015/jun/10/personalised-diets-
    diabetes-obesity-heart-disease-microbes-microbiomes
  • The Personalized Nutrition Project. (2015). About us.
    Retrieved from www.personalnutrition.org/AboutGuests.aspx

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